研究課題
若手研究(B)
肺高血圧症に対する新たな診断法の確立を目的として、肺高血圧症患者の末梢血中の血管内皮細胞由来マイクロパーティクルを測定した。既存の報告を参考にして6種類の表面抗原をマーカーとして定量したが、有意に増減しているものは認められなかった。新たな表面マーカーの選定のため、接触阻害の抑制を指標とした培養細胞モデルを作製した。臨床的に発症に関連していると考えられる2因子が、接触阻害の抑制に必須であることが明らかとなった。