研究課題
若手研究(B)
2重散乱体式の陽子線治療装置から発生する2次中性子の線量を評価するため、高感度熱中性子検出器を開発した。さらにモンテカルロ計算により患者を想定した水ファントム中の中性子分布とエネルギースペクトルを評価した。評価の結果、ビーム軸中心から12 cmの距離での陽子線治療線量に対する中性子線量の比は3. 6 mSv/Gyであった。陽子線治療における中性子被ばくは、装置からの中性子だけでなく、陽子線が人体に衝突することによることが確認された。
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Radiation Protection Dosimetry
巻: 147 ページ: 394-400