研究課題
若手研究(B)
肝細胞癌(HCC)においてRDBPはmRNAおよび蛋白レベルで、非癌部に比べ癌部で有意に発現亢進し、HCCのうち、RDBP蛋白高発現群では、低分化癌が多く、門脈浸潤陽性症例が多かった。また2年以内に残肝再発を認めた症例は有意にRDBP発現率が高く、RDBP発現率は多変量解析で独立した再発危険因子であった。またHCC細胞株でRDBPのknock down株は増殖能の低下と浸潤能の低下を認めた。RDBPはHCCで発現が上昇し、脱分化、腫瘍の増殖、門脈浸潤と関与していることが示唆された。
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Oncol Rep
doi:10.3892