研究課題
若手研究(B)
トランスジェニックラットから新しく樹立した細胞株PCai1は、ヌードマウスへの移植で、リンパ節転移・肺転移を安定的に起こした。これにより、新たなホルモン療法抵抗性転移動物モデルの確立に成功した。そこで、ホルモン療法抵抗性獲得前後で遺伝子解析を行い、発現上昇を認める遺伝子Glutathione S-transferase Pi(GST-Pi)に新たに着目し、機能解析を行った。siRNAを用いた解析で、GST-Piは前立腺癌の細胞増殖に関わることが分かり、この遺伝子は骨転移の治療標的遺伝子となりうることを見出した。
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The Prostate
Asian Pac J Cancer Prev
巻: 12 ページ: 909-13
巻: 70 ページ: 229-38