研究課題
若手研究(B)
マウス皮内に同種同系の腫瘍細胞を移植すると自然拒絶される腫瘍細胞が4/7の頻度であり、その拒絶にはIFN-γが必要であった。マウスの皮内へ移植した腫瘍細胞の自然拒絶では、TAMの浸潤はほとんどなく、エフェクター細胞はマクロファージと好中球で、CTLやNK細胞は移植腫瘍細胞の傷害に関与しなかった。皮内免疫したマウスに、同じ腫瘍細胞を本来増殖する部位に移植しても拒絶され、主たるエフェクター細胞はCTLであった。皮内免疫の効果は、皮内に移植した腫瘍細胞に特異的だった。
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Microbiology and Immunology
巻: 55(10) ページ: 726-735
DOI: 10.1111/j.1348-0421.2011.00369.x.