研究課題
若手研究(B)
本研究では救命救急センター搬入患者血漿中の遊離 DNAが新規の重症度判定マーカーとして、救急領域での利用が可能かを模索するものである。本研究の結果、敗血症患者において、搬入後 3日間の平均血漿遊離 DNA濃度が高いほど予後が悪い傾向が見られた。また、非敗血症患者における搬入後 5日間の血漿遊離 DNA濃度は生存例よりも死亡例で高く推移する傾向が見られた。したがって、血漿遊離 DNAは救急領域での患者病態を反映する可能性が示唆された。
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