研究課題
若手研究(B)
酸蝕は酸の作用によって脱灰される現象であるが、細菌が関与していないという点で切削による修復処置は望まれない。またOsteoblastの活動誘発という特性から骨粗鬆症の治療に用いられているストロンチウム(Sr)は、エナメル質応用の報告は少ない。今回、最も効果的に再石灰化エナメル質獲得に関与するSr-F水溶液濃度は10ppm Sr水溶液+ 0. 05ppm Fであること、イオン半径の大きいSrを併用することにより、良質な再石灰化エナメル質獲得が確認された。