研究課題
若手研究(B)
本研究計画は,炎症を制御する可能性のある骨組織再生促進ペプチド材料の開発を目的として,機能性ペプチドSVVYGLRが骨組織再生の過程で骨芽細胞・破骨細胞に及ぼす影響を検討した。その結果, SVVYGLR合成ペプチド(1-10μg/ site)は,ラット頭蓋骨骨欠損部あるいは大腿骨インプラント埋入部位における骨組織再生において,明らかな抗炎症作用は示さなかったが,破骨細胞の活性を著明に抑制することが明らかになった