研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、歯肉上皮細胞において FcRn がIgG 輸送に関与しているのか検討した。免疫組織学的染色によりヒト歯肉組織において、炎症部位では健常部位より強く FcRn の産生が認められた。In vitro の実験で、IgG が時間依存的に、また pH の濃度勾配に従って輸送された。さらに、FcRn 欠失マウスではこの能動輸送が認められなかった。以上から FcRn が歯肉上皮細胞に発現しており、IgG または IgG 融合タンパク質の能動輸送に関与していることが明らかとなった。
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ページ: Epub ahead of print
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