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2013 年度 実績報告書

尿中プロスタグランジンD2を用いた術後せん妄発症予測のための判断基準と介入の評価

研究課題

研究課題/領域番号 22792199
研究機関目白大学

研究代表者

石光 芙美子  目白大学, 看護学部, 講師 (00453457)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワードせん妄 / 前駆症状 / 周手術期看護 / 発症予測
研究概要

<研究背景>手術を受けた患者の10%から30%に起きる術後せん妄は、一旦引き起こされると、術後の回復過程を遅延させ、入院期間の長期化、転倒などの二次合併症を引き起こす。術後せん妄の重篤化は術後の回復過程の促進に影響を及ぼすことから、前駆症状の観察によってせん妄の発現や重篤化を予測し、その時点での早期予防と対処が重要となる。そこで本研究は我々がこれまでに作成してきた術後せん妄症状観察項目(9因子51項目)を用いて、術後せん妄を発症する前の段階で観察された症状(所謂、前駆症状)を明らかにすることを目的とした。
<対象>埼玉県内A病院において消化器疾患による予定手術を受け、HCU病棟に入室した患者のうち、術前に研究参加の同意が得られた者30名。
<方法>1.研究実施施設倫理審査委員会における承認を受けて実施した。2.研究手続き1)術後せん妄の評価は日本語版ニーチャム混乱・錯乱状態スケールおよび ICDSC (Intensive Care Delirium Screening Checklist)を用いて、看護研究者1名が術当日から術後4日目まで1日1回評価を行った。2)術後せん妄前駆症状は石光らの作成した術後せん妄症状観察項目を用いて、手術終了日から術後3日目まで、病棟看護師が3回/日の行動観察法によって行った。3)せん妄の発症要因として考えられる手術侵襲に関連する情報や鎮痛剤使用率、抗精神薬の使用の有無等について診療記録から収集を行った。
<現在の研究状況>これまでに収集したデータについて、日本語版ニーチャム混乱・錯乱状態スケールの得点及びICDSCから術後せん妄を発症した患者と発症しなかった患者を分類し、発症前に観察されたせん妄症状の発現回数について統計を用いて比較分析中である。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 臨床看護師の捉える術後せん妄の前駆症状とその様相2013

    • 著者名/発表者名
      石光芙美子
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場
    • 年月日
      20131206-20131207

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公開日: 2015-05-28  

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