研究課題
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インバース電流誘起磁化反転現象は,働くスピントルクの方向が磁化固定層のスピン分極率の符号で決まるとする従来の理論では説明がつかない現象で,新たに磁化自由層も反映する可能性があることを示した.強磁性共鳴を用いたところFe4N薄膜の磁気緩和定数は0.007であることが判った.同手法にてスピンポンピング効果を検討したところ, Fe薄膜の場合よりスピンポンピング効果のエンハンスが確認された.これはFe4N薄膜が有するマイノリティースピン伝導を反映していると結論付けた.
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Applied Physics Express
巻: 3 ページ: 103002
DOI:10.1143/APEX.3.103002