研究課題
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従来のマクロ一般均衡モデルは代表的家計を用いており、人口減少の家計の消費と貯蓄の意思決定を通じて長期的に財政やマクロ経済の及ぼす影響を分析するにはあまり適切ではなかった。本研究では各世代は世代ごとに、また、年齢ごとに意思決定を行うよう設計されており、人口減少の経済への影響をより適切に分析することが可能となった。中国を対象として、各種年金改革の影響を数量分析したところ、長期では支給開始年齢の引上げが成長への負の影響が最も少ないことが判った。
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国際開発研究フォーラム
巻: Vol.42 ページ: 43-61
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/handle/2237/16254