研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、連続する複数日(連続パネル)の交通行動を複数期間(離散パネル)に渡って調査する離散-連続パネル調査の調査設計方法の検討及びその実証分析を行った。具体的には、変動・変化の情報に着目した調査設計方法を提案し、ドイツにて過去15年間に渡り毎年行われてきた1週間の交通行動調査データを用いてコスト効率性の高い調査形態(サンプル数・調査時点数・調査日数)を実証的に導出した。結果、非線形な変化が生じやすい状況下においては、被験者数を増加するよりもむしろ、調査時点数や1時点あたりの調査日数を増やすことが重要であることが示唆された。
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Transportation
巻: Vol.38(6) ページ: 993-1016
Transportation Research Record
ページ: 121-131