研究課題
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これまで、ヘリコバクター・ピロリと小胞体(ER)ストレスの関連は知られていなかった。本研究では、ERストレス(GRP-78, GADD34)がヘリコバクター・ピロリ陽性患者胃粘膜上皮で多く誘導されていることを明らかにした。また培養細胞を用いた研究では同菌の空胞化毒素VacAによるアポトーシス誘導にER stress、とくに転写因子CHOP発現が関与していることが判明した。ヘリコバクター・ピロリ胃炎の病態にERストレスが関わっている可能性があると考えられた。
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J Hepatol
巻: 54(4) ページ: 765-772
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/gastro/research/gastro-g08.html