研究課題/領域番号 |
22H00104
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小濱 芳允 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90447524)
|
研究分担者 |
中島 多朗 東京大学, 物性研究所, 准教授 (30579785)
井原 慶彦 北海道大学, 理学研究院, 講師 (80598491)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
応募者が開発した安定化超ロングパルス磁場を用いることで、ゼーマンエネルギーが支配的となる50T級強磁場下において能動的に新奇な量子相を発現させ、その物理の飛躍的な進展を目指す。具体的には中性子回折やNMRによる磁場誘起量子相の秩序構造の解明、熱伝導・熱ホール効果などの測定による物性・機能性の解明を目的とする。
|
学術的意義、期待される成果 |
物性測定において強磁場は非常に強い大きな武器となるが、強磁場施設に関して現在は日本は世界的に見て遅れを取っている。本研究で目指す磁場は通常の強磁場実験を大きく超える領域であり、世界に先んじて開発することに大きな意義がある。また、新規な量子相の開拓という学術的意義に加え、比較的低予算で実現できる点も独創的であり、産業応用など社会へのインパクトも期待できる。
|