研究課題/領域番号 |
22K08320
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
細山田 真 帝京大学, 薬学部, 教授 (00291659)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 尿酸 / 急性腎障害 |
研究実績の概要 |
運動負荷に伴う急性腎障害を呈する腎性低尿酸血症1型モデルマウス(ウリカーゼ(Uox)-腎尿酸再吸収トランスポーターURAT1/Slc22a12ダブルノックアウトマウス)における運動後急性腎障害の発症において、尿酸により活性化を受けるToll-like receptor 4(TLR4)の関与を証明するため、TLR4ノックアウトマウスを導入し、Uox-Slc22a12-Tlr4トリプルノックアウトマウスの作出に成功した。このトリプルノックアウトマウスは外見上変化なく、通常の成長を認めた。次年度はこのマウスを用いて尿酸動態の変化および運動負荷を模倣する尿酸負荷時の腎機能変化について検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Tlr4遺伝子をノックアウトした腎性低尿酸血症1型モデルマウスがあまり出生しておらず、研究に必要な匹数を揃えるのにさらに時間が必要である。
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今後の研究の推進方策 |
Uox-Slc22a12-Tlr4トリプルノックアウトマウスを用いて、Uox-Slc22a12ダブルノックアウトマウスと比較した尿酸動態の変化および運動負荷を模倣する尿酸負荷時の腎機能変化について検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
実験に用いる遺伝子組換えマウスの作出が想定より遅れているため。
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