研究課題
大規模レセプトデータベースを用いてAPS診断を受けた女性の頻度・APS診断有無による静脈または動脈血栓症発症リスクの比較・血栓症発症に関連する予防因子の探索を行うことを目的としている。初年度は、大規模レセプトデータベースを用いて、抗リン脂質抗体症候群(APS)患者の長期脳卒中リスクを評価した。2年目は、大規模レセプトデータベースを用いて、抗リン脂質抗体症候群(APS)患者の服薬・通院パターンの記述研究を行った。
3: やや遅れている
初年度の研究について、論文作成はほぼ終了しているが、執筆・投稿に時間を要している。
次年度以降は、大規模レセプトデータベースを用いて、抗リン脂質抗体症候群(APS)患者の治療・通院パターンと脳卒中などの動脈塞栓症に加え、静脈塞栓症のリスクを総合的に評価する。