研究課題/領域番号 |
22K10713
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
草柳 かほる 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 准教授 (90597220)
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研究分担者 |
山口 紀子 昭和大学, その他部局等, 講師 (10792418)
菊池 麻由美 東邦大学, 看護学部, 教授 (50320776)
多久和 善子 昭和大学, その他部局等, 講師 (70756999)
原 美鈴 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 准教授 (80408567)
河野 杏奈 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 助教 (10911795)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | セカンドキャリア / 定年退職 / 看護職 / 看護実践能力 |
研究実績の概要 |
令和4年度は、本研究「セカンドキャリア看護職の看護実践能力と生涯働き続けられるキャリア形成支援を探る」の初年度であった。本研究を進めるにあたり、本年度は、今のセカンドキャリア看護職の就業状況を知るためにプレ調査を実施すること、また、学会でその人たちを雇用している看護管理者たちへの情報収集を主に行なった。 プレ調査として、2人のセカンドキャリア看護職(60代後半、70代後半)を対象とし、それぞれ60分程度インタビューを行った。今の仕事、これまでの仕事、どういう姿勢で働いているのかなどを半構成的インタビューにより語ってもらい、その内容について大まかに検討した。対象者2人の状況はそれぞれであったが、退職後も自分のライフスタイルに合わせた職場での奮闘ぶりと定年退職後の就職の難しさが具体的に明らかになった。 同時に、セカンドキャリアに関する先行研究等を検討し、その2つの内容を8月19日・20日に開催された第26回日本看護管理学会学術集会のインフォメーションエクスチェンジにエントリーし採択された。学会当日は、上記の結果を発表するとともに看護管理者たちと意見交換をし、また、今後の対象者候補のリクルートを試みた。 本研究を実施するにあたり、研究代表者の大学での倫理委員会への申請を行い、承認を得ることができた。今後は、セカンドキャリア(定年退職後の看護職)を雇用している施設の看護管理者、セカンドキャリア看護職本人たちにインタビューを行い、質的に分析していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度は初年度であり、本調査を行う準備段階であるため、その内容については順調に進んでいると考える。やや遅れている理由は、倫理審査がなかなか通らず、時間がかかってしまったことと、研究者たちは来年度終了予定の科研課題を持っており、そちらに時間をかけてしまったことなどが原因であった。
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今後の研究の推進方策 |
倫理委員会の承認が得られたため、今後は、調査対象であるセカンドキャリア看護職本人・雇用側の看護管理者のリクルートおよびインタビュー調査を開始する。また、その途中経過は、学会で発表していく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
来年度は、調査を開始するにあたり、インタビュー対象者への謝金や内容の書き起こし(業者委託)などでの使用を予定している。 また、調査を進めていく上で、途中経過の報告と更なる情報収集のために学会参加を予定している。 他には、会議にかかる諸費用を予定している。
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