研究課題/領域番号 |
22K11315
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
菊池 真 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20404585)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | PC12 / IL-6 / NGF |
研究実績の概要 |
令和5年度は、主に、IL-6により誘導されるSTAT3、MAPK、JAK2のリン酸化について検討した。試料はPC12の継代1日後にNGFを加えさらに7日間培養したものを用いた。IL-6刺激は100pg/uLの低濃度群と10ng/uLの高濃度群を作成し、それぞれ、24時間および48時間の連続暴露、1時間暴露後23時間(合計24時間)および47時間(合計48時間)経過したものをそれぞれ作成した。 それぞれの試料においてSTAT3、MAPK、JAK2のリン酸化をWestern blottin法にて検出し、現在、解析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
血清のロットが合わず、2カ月ほど、培養実験を中止せざるをえなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
得られたデータを解析するとともに、細胞生存率を検討することにより、IL-6刺激による分化PC12細胞への保護/障害作用を検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
消耗品を購入した際、キャンペーン価格で購入したため、若干の次年度使用額が生じた。次年度使用額は同様に消耗品費にあてる。
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