研究課題/領域番号 |
22K11353
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研究機関 | 星城大学 |
研究代表者 |
冨山 直輝 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (00367872)
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研究分担者 |
林 浩之 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40440820)
備前 宏紀 関西医療大学, 保健医療学部, 助教 (50828770)
木村 大介 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (90513747)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 脳卒中 / 片麻痺 / 姿勢 |
研究実績の概要 |
脳卒中片麻痺患者の姿勢制御における筋活動は,複数の筋のシナジーに着目した研究が散見される.本研究は,シナジーにとどまらず,脳卒中片麻痺患者の姿勢制御をネットワーク解析により,下肢および体幹の筋活動,COPの「動き」,姿勢制御時の脳活動を姿勢制御のサブシステムと捉え,サブシステム内の相互作用とサブシステム間のダイナミックな相互作用も明示することである. 2022年度においては,健常者2名に対し,予備的実験を実施した.下肢4箇所(大腿四頭筋内側広筋,腓腹筋内側頭,長腓骨筋,前脛骨筋)に筋電図を貼付した状態で両脚立位,片脚立位時の筋活動と重心動揺をを計測した.その結果,両脚立位では,目立った筋活動の特徴は認められなかった.一方,片脚立位では長腓骨筋の活動が大きいことが明らかとなった.一方,大腿四頭筋の活動はわずかであった.しかし,本研究の主目的であるネットワーク解析までには至ってない.今後は,ヒラメ筋の筋活動計測,動画を撮影して動画とデータとの同期なども検討していく予定である.また,得られたデータから各筋の相関,さらにネットワーク解析を試みて,姿勢制御における筋のネットワークについても解析していく.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染症の影響もありリクルートが計画通りできなかったことが理由として挙げられる.
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今後の研究の推進方策 |
健常対象者のデータ収集を行うとともに,脳卒中片麻痺の入院患者のデータも協力依頼している病院にてデータ収集を予定している.
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次年度使用額が生じた理由 |
想定していた金額より安く機器が購入できたため.ならびに分担者が翌年度分と合わせた助成金による研究計画を立てたため. 翌年度分と合わせた使用計画については,一部追加の物品購入および学会参加の旅費,研究協力者への謝金などに使用予定.
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