• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

擬似外国会社規制の理論的研究と立法論の展開

研究課題

研究課題/領域番号 22K13293
研究機関明治学院大学

研究代表者

小野木 尚  明治学院大学, 法学部, 准教授 (90752527)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード擬似外国会社 / 国際私法 / 法人の従属法
研究実績の概要

2023年度は2022年度に引き続き、①米国州法における擬似州外(外国)会社規制に関する調査として、米国カリフォルニア州およびニューヨーク州の立法を中心に、資料収集を行と同時に、他州における擬似外国会社規制の有無についても調査を行ったところ、上記2州の擬似外国会社規制に関する文献を収集することができたが、その他の州については、同規制が存在するか明らかにすることはできなかった。また、合衆国憲法と州外会社規制との関係性に関する論文および判例を調査し、文献の収集を行った。
また、②擬似外国会社規制が問題となった投資仲裁事例の調査として、投資協定と擬似外国会社規制が抵触するという具体的な事例の有無について調査し、問題の所在が条約の定める「内国民待遇」との関係に着目して分析する予定であったが、文献収集のみ実施することができた。
2023年度は、擬似外国会社規制を有する米国カリフォルニア州及びニューヨーク州での文献・資料調査を行う予定であったが、①2023年2月に子が誕生しその養育に時間を要し、また春学期における学内業務の急増により年度前半における研究時間の確保が難しかったこと、②2023年10月~2月にかけて育児休業を取得し子の養育に専念していことから、実施することができなかった。
このため、研究期間の延長申請を予定するとともに、2024年度は過年度に実施できなかった研究を着実に遂行していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

①2023年2月に子が誕生しその養育に時間を要し、また春学期における学内業務の急増により年度前半における研究時間の確保が難しかったこと、②2023年10月~2月にかけて育児休業を取得し子の養育に専念していたため、2023年度に予定していた研究については遂行することが困難であった。

今後の研究の推進方策

引き続き、文献およびデータベース等で資料収集取集を継続するとともに、その分析を行い整理するとともに、実際の法制度の運用等について調査するべく、米国への調査旅行を行って補完する。

次年度使用額が生じた理由

年度前半は子の誕生により養育に時間を要し、また学内業務の急増が伴い研究時間の確保が困難であったこと、年度後半は育児休業を取得していたことから、2023年度の予算の執行ができなかったため。

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi