研究成果の概要 |
本研究課題においては、体内時計が概日体温変動という微小で緩やかな温度変化により調律される分子メカニズムの解明を行い、コア時計遺伝子Per2のmRNA 5'非翻訳領域にORFがあること(uORF)、これがPer2のmRNA量はそのままにタンパク質発現量だけを温度上昇に合わせて増加させるために必要なエレメントであることを同定した(Miyake et al., Cell Rep 2023)。さらにその制御分子として、PERK/PKRおよびPI3Kを同定した(Shao et al., BPB 2024; Miyake et al., Cell Rep 2023)。
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