研究課題/領域番号 |
22K18401
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分57:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中村 誠司 九州大学, 歯学研究院, 特任教授 (60189040)
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研究分担者 |
前原 隆 九州大学, 歯学研究院, 助教 (10637333)
森山 雅文 九州大学, 大学病院, 助教 (20452774)
村川 泰裕 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, チームリーダー (50765469)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究の概要 |
口腔粘膜の角化異常を伴う原因不明で難治性の慢性炎症性疾患である口腔扁平苔癬の病因解明に関する研究であり、本疾患が病理学的には基底膜下へのT細胞の浸潤を特徴とすることから、シングルセルレベルでその遺伝子発現解析を用いて、口腔扁平苔癬の病因T細胞を同定する。さらにNET-CAGE法により、新規に同定したT細胞の病因に関連する遺伝子の発現制御に働く上流のゲノム転写ネットワークを明らかにする。
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学術的意義、期待される成果 |
NET-CAGE法、シングルセル解析など最先端の解析技術を駆使して、未だ原因不明の疾患である口腔扁平苔癬の病態メカニズム解明と治療法確立を目指す挑戦性の高い研究である。本研究は口腔扁平苔癬の病因T細胞を同定し、発症に関わるスイッチ遺伝子を特定することを目的としており、本研究の成果は口腔扁平苔癬の治療法の開発に貢献すると期待できる。
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