研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では,近代日本の中で成長を遂げ,国土空間の中で極めて重要で固有の役割を果たしながらも,近代歴史地理学において比較的取り上げられてこなかった(周辺的)地方の拠点的な都市や地域(小樽,郡山,新潟,敦賀,呉,筑豊,長崎,釜山,済州等)に注目した。こうした各地方拠点都市(地域)が近代化の中で地域形成・変容を遂げてゆく過程を追い,各地での当該過程の特徴を捉え説明することと,そうした地域形成において重要な影響を及ぼしたと考えられる各地の有力な人間主体の社会空間的活動の実態や軌跡を検証すること,そしてそれら二つのアプローチを結び付けて近代日本における地方の地域形成過程を説明することができた。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (7件) 図書 (1件)
人文地理学事典 (丸善出版, 人文地理学会編)
巻: 全1巻 ページ: 444-445
人文地理学事典(丸善出版,人文地理学会編)
巻: 全1巻 ページ: 438-438
歴史地理(近・現代) ,人文地理
巻: 65巻3号 ページ: 61-63
漁業,魚,海をとおして見つめる地域-地理学からのアプローチ-(冬弓舎,林紀代美編)
巻: 全1巻 ページ: 180-190
人文地理
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歴史地理学
巻: 54巻1号 ページ: 1-4
巻: 54巻1号 ページ: 112-114
巻: 63巻3号 ページ: 272-274
日露戦争とサハリン島(北海道大学出版会,原暉之編)
巻: 10巻 ページ: 345-365