家計・企業の多様性に配慮した不動産価格指数の開発

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23330084
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用経済学
• 研究機関: 麗澤大学
• 研究代表者: 清水 千弘 麗澤大学, 経済学部, 教授 (50406667)
• 研究分担者: 唐渡 広志 富山大学, 経済学部, 教授 (00345555) ; 佐藤 英人 帝京大学, 経済学部, 准教授 (00396798) ; 森田 学 青森中央学院大学, 経営法学部, 専任講師 (40599560)
• 研究協力者: 吉田 二郎 ペンシルバニア州立大学, ビジネススクール, 准教授 ; DIEWERT W. Erwin ブリティッシュコロンビア大学, 経済学部, 教授 ; DENG Yongheng シンガポール国立大学, ファイナンス学部, 教授 ; GELTNER David マサチューセッツ工科大学, 不動産センター, 教授 ; CKARK Terry Nicholas シカゴ大学, 社会学部, 教授 ; CHAU Kwong Wing 香港大学, 建設不動産学部, 教授 ; WONG Kelvin S.K. 香港大学, 建設不動産学部, 准教授 ; FUERST Franz ケンブリッジ大学, 土地経済学部, 教授 ; FOX Kevin ニューサウスウェールズ大学, 経済学部 ; HILL Robert グラッツ大学, 経済学部, 教授 ; EMILI Tortosa-Ausina Universitat Jaume I de Castelló, 経済学部, 教授
• 研究期間 (年度): 2011-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 不動産価格指数 / 指数理論 / ヘドニック価格法 / リピートセールス価格法 / ユーザーコスト / Flexible Functional Form / Builder's Model

研究成果の概要

欧州統計委員会は，2014年に「住宅価格指数に関する整備指針」を公表し，国連・IMF・OECD・世界銀行等の国際機関は，各国に対して，同指針に基づき住宅価格指数の整備を行うことを要求した。本研究は，そのような政策課題に対応するべく，不動産価格指数の作成を作成していくための理論的な背景を整備すると共に，できる限りのマイクロデータを収集・整備することで実際に推計し，その推計課題を明らかにすることを目的とした。得られた結果としては，米国等で広く活用されているリピートセールス価格指数は，サンプルセレクションバイアスなどの問題に直面し，市場のターニングポイントを把握する時期に遅れが出ることがわかった。

自由記述の分野

指数理論;　不動産経済学; 応用計量経済学