研究概要 |
光応答性分子であるAzobenzene-4,4’-dicarboxy Dichloride と2,2-Bis(4-aminophenyl) hexafluoropropaneを用いて重縮合させ、ポリマーを合成した。得られたポリマーをDMFに溶かし、粘度測定を行った。5 wt%の溶液では光照射と共にηSPが増加し、光照射30分程度で最大約11%の増加となった。高分子溶液の濃度が0.6wt%より低い濃度域では紫外光照射下で粘度が減少し、それより高濃度では紫外光照射下で粘度が増加した。重なり合い濃度である0.67Wt%を境に光照射による粘度変化の傾向が変化した。
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