Ca2SiO4およびCa3(PO4)2固溶体を脱リン反応に利用するマルチフェーズフラックスのメカニズムの解明を研究した。高温X線回折および単結晶構造解析を用いてNagelschmidtiteおよびSilico-carnotite相の相関係およびCa欠損サイトおよびSiO4およびPO4ユニットのランダム配列をメカニズムとする本固溶体のリン酸キャパシティに関する議論を実施した。隕石鉱物Ca-silicophosphateの解析では、Fe3+を固溶する特殊な隕石鉱物の記載に成功し成因に関する議論を進めた。
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