研究課題
基盤研究(B)
ベトナムにおける枯葉剤散布地区と非撒布地区の男性住民を対象に血清ダイオキシン、ステロイドホルモン、前立腺特異抗原(PSA)を比較検討するために、2010-2011年に両地区で調査を実施した。その結果、総ダイオキシン類濃度は散布地区の方が有意に高値を示した。PSAは両地区で有意差はなかった。ステロイドホルモンは、テストステロンとエストラジオールは散布地区の方が有意に高く、デヒドロエピアンドロステロンは散布地区が有意に低かった。4因子(年齢、BMI、現在の職業と喫煙歴)を調整し、重回帰分析を用いて検討した。その結果、各ホルモンとダイオキシン類との間には有意な関連性は認められなかった。
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Environmental Science & Technology
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Biomarkers
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http://square.umin.ac.jp/k-chiiki/kido/index.html