イベント発現までの時間が正確に特定できず区間打ち切りデータとして得られる場合に従来用いられている解析方法、即ち観察打切り区間に対してある1つの(代表となる)時点をあたかもその時点にイベントが起こったかのように扱う1点代入法や、予備研究においてわかったZaoの方法が誤った評価結果を出す現象について詳細な分析を行った結果をまとめ、国際学会で発表した。Zaoの検定方法について、不合理な点の改良を検討し、改良した検定統計量の合理性を評価した。その過程で汎用ソフトRも利用し、パッケージ(IntCox)自体の挙動の不安定さが発覚した。これを救済する方法を検討し結果をまとめ、国際学会で発表する予定である。
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