研究課題/領域番号 |
23500441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
棚橋 浩 信州大学, 医学系研究科, 准教授 (90236654)
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研究分担者 |
鈴木 龍雄 信州大学, 医学系研究科, 教授 (80162965)
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連携研究者 |
阪上 洋行 北里大学, 医学部, 教授 (90261528)
原 芳信 北里大学, 医学部, 助教 (40558467)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 神経可塑性 / シナプス / 合指多指症 / 歯数過剰 / 不正咬合 / 腎臓欠失 / 羊水過多 / アクアポリン |
研究概要 |
Lrp4 KOマウスは出生直後、呼吸不全で死亡し、合指・多指症を伴いE18.5において肺重量の減少、肺胞の発育不全が見られた。多くのKOマウスで両方/片方の腎臓欠損が見られE18.5 KO胎児では2.5倍の羊水過多が見られた。羊水は主に胎児尿が羊膜腔に排出されたものであるが両腎の欠損のある胎児でも羊水過多が見られた事からマウスとヒトでは羊水生産の様式が異なる事が示唆された。KOマウス胎児は呼吸様運動や嚥下ができない。卵膜、胎盤でアクアポリンの発現低下も見られ羊水の羊膜腔からの排出に異常を生じ羊水過多になったと考えられる。またアストロサイトでは活性化に伴いLRP4の発現誘導が起こる事が解った。
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