研究課題
基盤研究(C)
本研究では,幼児期における「身体的な感性」という概念の有効性を検討した。そのために,特に,模倣された子どもに着目し,そこから広がる子ども間の身体による相互行為を焦点とした。幼稚園における筆者の観察によって収集された事例,保育者を対象とした調査によって得られた事例を,質的,量的に分析考察した。その結果として,(1)模倣された子どもにもたらされる身体による模倣の機能,(2)身体による模倣が相互行為に果たす役割,(3)3歳,4歳,5歳における身体的な相互行為の発達的特徴,が明らかにされた。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件)
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