研究課題
基盤研究(C)
私たちはジフテリア毒素(DT)とプロテインG(3C)を含むリコンビナントタンパクであるDT3Cを開発した。DT3Cとモノクローナル抗体(MoAb)の結合は容易でありMoAb-DT3C結合体は表面抗原に結合し細胞内へ移行することで殺細胞効果を示す。この系を応用した選択法で腫瘍細胞に特異的なMoAbの樹立が可能であり、私たちは224個のMoAbを樹立した。これらのMoAbはいずれも高いイミュノトキシン活性を示し、抗体薬候補分子に対する抗体が多く含まれていた。また、現在標的治療薬として開発中の抗体が多く含まれており、この方法が抗体薬物複合体(ADC)治療に有効な抗体の選別法であることが示された。
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