研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近年進歩の著しい流体の数値解析法である粒子法を多孔質体内の水の浸潤、脱水過程に応用して、界面形状の変化について解析するとともに、それを土壌の輸送過程の1つである気相中の拡散係数の推算へ応用することを目的としたものである。結果として、MPS法で、3つの球からなる孔への水の浸潤過程を計算することには成功したが、界面形状に関しては正確に再現することは難しかった。このため、幾何学に基づいた界面形状の計算法について検討を始めた。