研究課題/領域番号 |
23510197
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工 |
研究代表者 |
福田 恵美子 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, 電気情報学群, 講師 (50546059)
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研究分担者 |
武藤 滋夫 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (50126330)
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キーワード | 選挙区間格差事例研究 / 投票力指数 |
研究概要 |
平成25年度は11ヶ月間産前産後休暇および育児休業を取得したため,予定していた研究にはほぼ進捗がみられなかった。 ただし,代表制指数 (Fragnelli, 2009) を日本の直近3回の国政選挙において計算し,選挙区間,および各選挙区と国会での議席分布との格差について考察を実施した。今後,引き続き,一票の重みに変わる選挙区間格差を考察する指標として,Fragnelli (2009) 等が提唱している代表制やガバナビリティを用いることができるかを検証していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成25年度は11ヶ月間産前産後休暇および育児休業を取得したため当初の計画からは遅れた。ただし,期間延長申請を実施し,新たな研究計画を提出済みであり,新しい研究計画と比すれば遅れはない。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度は11ヶ月間産前産後休暇および育児休業を取得したため,期間延長申請を行い新たな研究実施計画を提出した。 本年度は新規実施計画にしたがい,以下の3点について研究を進める。 (1) 平成24年までに癒えられた二院制ゲームの理論結果,および事例研究結果を研究論文としてまとめる。 (2) 平成24年度にその有用性を認められた変形エイペックスゲームについて研究を進める。具体的には,野党連合が組まれない場合についての投票力指数を新たに計算し,与野党それぞれにとって最適な連立状態を考察する。 (3) 一票の重みに変わる選挙区間格差を考察する指標として,Fragnelli (2009) 等が提唱している代表制やガバナビリティを用いることができるかを検証していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
2013年5月9日から2014年3月31日まで産前産後休暇,および育児休業を取得したため次年度使用額が生じた。 別途提出した育児休業取得に伴う期間延長申請にも記した通り,新たな研究計画に従って順次使用していく。
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