研究課題
基盤研究(C)
本研究では、GAGA亜鉛フィンガーを用いてCo(II)およびNi(II)金属置換体を作成し、構造、DNA結合能および酸化反応性について検討を行った。その結果、いずれの金属置換体も野生型に近い配位および二次構造を形成していることが分かった。また、金属置換体は野生型のDNA配列に結合することが明らかとなった。また、ジアミドを用いた酸化反応を行った結果、反応性がアポ体>Ni(II)≫Co(II)>Zn(II)となり、金属の種類に大きく反応性が依存することが明らかとなった。この反応性の違いは、配位結合の安定性やドメインの安定性の違いに依存すると考えられる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Biochemistry
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FEBS Lett
巻: Vol.586 ページ: 918-923
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http://research-bd.dwc.doshisha.ac.jp/rd/html/japanese/researchersHtml/2718/2718_Researcher.html