H19-H21年度科研費研究で開発した“光切断リンカーを活用した特異的蛋白質の選択的溶出法”をベースとし、我々で開発し筑波家田化学から市販されている新規固相担体(AquaFirmusTM)を応用することにより、本研究課題の目標であったターゲット不明の生理活性物質のターゲット探索法を開拓できた。本手法はターゲット既知のFK506でも、カルシニューリンを含むターゲット複合体の効率的な一括同定に成功している。 現在、共同研究継続中の製薬企業が有するターゲット未同定開発化合物に適応し、ターゲット探索に適応中である。
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