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2013 年度 研究成果報告書

16世紀後半~17世紀のイタリアの詩論における「模倣」と「想像」の関係について

研究課題

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研究課題/領域番号 23520376
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関京都大学 (2013)
大阪大学 (2011-2012)

研究代表者

村瀬 有司  京都大学, 文学研究科, 准教授 (10324873)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード模倣 / 想像 / 16世紀イタリア / Torquato Tasso / 像 / 詩論
研究概要

16世紀後半のイタリアで多数刊行された詩の創作理論において、「模倣」の理念は極めて重要な役割を果たしている。この「模倣」は対象からその忠実な似姿を再現する方法であり、詩人個人の恣意的な想像力とは相いれない特徴を含んでいる。本研究は16世紀後半から17世紀のイタリアにおいて「模倣」と「想像」の関係が詩人・文人によってどのように捉えられ理論化されてたのかを、代表的な論考をもとに検証した。そして、①「模倣」を重視し模倣を損なわない形で「想像」を取り込もうとする立場、②「模倣」を認めつつそれとは別個に「想像」を重視する立場、③「模倣」に否定的な立場の3つの傾向を明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 『エルサレム解放』第19歌の狼の比喩に関する一考察2012

    • 著者名/発表者名
      村瀬有司
    • 雑誌名

      大阪大学世界言語研究センター論集

      巻: 第7号

    • 査読あり

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公開日: 2015-07-16  

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