研究課題
基盤研究(C)
本研究では、主節の選択特性により決定されると考えられてきた補文構造が、直接引用文(direct quote:DQ)と自由間接話法(free indirect speech:FIS)の場合に限り、主節動詞あるいは主節動詞を含む述部の選択特性とは無関係にDQとFISを付加部として結合可能であることを示した。また、その結合様式は「裸埋め込み(bare-embedding:BE)」という統語操作によって構築が可能であるとの主張を行った。また、BEによって埋め込まれた補文の文法特性として、主節とは異なる発話の力が埋め込まれるとの主張を行った。
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Proceedings of the 2013 International Conference on English Linguistics
ページ: 113-116
『尚絅学園研究紀要A』,人文・社会科学編
巻: 第6号 ページ: 99-108
http://www.cls-nagasaki.jp/member-introduction/akira-hiroe/