研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は,英語学習者が絵を1文で描写するときに,発話開始前に文のどこまでをプラニングするかを心理言語学的実験によって検証し,描写力の向上を目指した指導法を開発することである。実験の結果,①“A and B are …”のような等位構造の名詞句では第1名詞(A)のみがプラニングされること,②“A above B is …”のような後置修飾の名詞句では2つの名詞(AとB)ともにプラニングされること等が判明した。実験の過程において「認知負荷」の意義が認識され,それをコントロールすることによる指導法開発を将来の課題とした。
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Effects from phrase types and picture preview. Annual Review of English Language Education in Japan
巻: 24 ページ: 17-30
九州英語教育学会紀要
巻: 第40号 ページ: 41-49