研究課題
基盤研究(C)
本研究では、地方で展開される地域ビジネスの起業・事業化のプロセスを分析した。高知工科大学と芸西村と地域企業が取り組んだ木質バイオマスビジネスを事例とした。地方のビジネスでは、一定規模の需要と一定規模の供給が存在せねばならず、クラスター三層構造(事業間、組織間、相互利益)が必要である。クラスターにおける利害関係者が少なければ少ないほど、調整に時間や労力を奪われず、ビジネスが成功する可能性が高くなる傾向が見られた。
経営学