研究課題/領域番号 |
23530603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 追手門学院大学 (2012-2013) 京都学園大学 (2011) |
研究代表者 |
李 建 追手門学院大学, 経営学部, 教授 (10298680)
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研究分担者 |
曺 美庚 阪南大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (30351985)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 予算管理 / 成果主義 / 予算スラック / ハイブリッド型システム / 結果によるコントロール |
研究概要 |
日本企業の経営システムが従来型の日本的経営から成果主義へと移行するに伴って、予算目標の性格が、中期経営計画のためのマイルストーンとしての予算目標から、個人の業績評価指標としての予算目標へと変容を遂げている様子がうかがえた。また、このような変化に伴って、従来のプロセス・コントロールから結果によるコントロールへとコントロール・モードにも変化が見られ、予算機能の焦点も、計画・調整機能から統制機能へと重点シフトが認められた。その結果、脱予算経営において主張されている予算の弊害が日本企業においても顕在化してくる可能性が高まり、この問題に対処するための代案として、バイブリッド型システムを提唱するに至った。
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