記述能力の縦断的変化について検討した.2011年7月(2年次)と2012年9月(3年次)に,同一の国語のテストを実施した.得点の平均(SD)は,2年次 7.11(3.16),3年次 7.95(3.26),無回答数の平均(SD)は,2年次 1.17 (2.15),3年次 1.03(2.05)であった.ほとんどの項目で,3年次のほうが項目正答率が高いことが観察され,記述能力の発達的変化が確認された. また,学年団の効果についても検討した.2011年度3年生と2012年度3年生を比較したところ,確かに学年団の影響が確認された.
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