研究課題
基盤研究(C)
本研究では理数科目を対象として「協調的に問題を解いてから公式や理論を教わる協調的な発見学習法」と「教わってから協調的に問題を解く受容学習法」を対比し,効果を単元理解と未来の学習への準備の2指標で評価し成功例のプロセスを分析することで,いつ何を発見させて何を教えるべきかをガイドできる協調学習理論を構築した.結果,1)教師が教えずに子どもに任せたいのは知識の統合であり,2)子どもは対話を通して知識の探索,統合,解体,再統合を繰り返し,自らの理解を深め,3)知識の統合がその不備や不足を自覚させ次の疑問を生み,未来の学習を準備することを理論の中核とした.理論を具現化する際の教師のビリーフも検討した.
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