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2013 年度 実績報告書

児童生徒の発達段階に対応した平和教育プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 23531269
研究機関比治山大学

研究代表者

石井 眞治  比治山大学, 現代文化学部, 教授 (60112158)

研究分担者 鈴木 由美子  広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (40206545)
沖林 洋平  山口大学, 教育学部, 准教授 (20403595)
小杉 考司  山口大学, 教育学部, 准教授 (60452629)
キーワード平和社会 / 平和教育プログラム / 発達段階 / 事業評価
研究概要

本研究の目的は広島市で開発した平和教育プログラム(教材、教育方法を含む)に対する事業評価を平成23年度から平成25年度まで学習者の態度変容及び、教師の教えやすさについての評価から本平和教育モデルプログラムのを構築するところにあった。
平成23年度は平和教育プログラム評価のために1)被爆に関する知識(5項目)、(2)原子爆弾に関する(2項目)、(3)原子爆弾に関する情報源(3項目)、(4)平和社会の評価と社会構築への動機(30項目)、(5)原子爆弾についてのイメージ尺度(24尺度)からなる評価表の作成を行った。平成24年度は小学生、中学生、高校生1146名を対象に平和教育プログラムの実施前後で「原子爆弾に関する知識」、「平和学習で学んだこと」、「平和社会構築への意欲」の知識、態度変容を測定した。
平成25年度は①平和教育プログラム」に基づき授業を担当した教員151名を対象に「平和教育プログラム」終了後、本プログラムを構成している①単元内容、②教材内要、③配分時間等について、作成した事業評価尺度により自己評価させた。
主な結果は次の3点である。(1)前校種の7割強、小学校にあっては9割の教員が本プログラムの学習内容は発達段階に適していると評価していた。
(2)前校種の7割強の教員が本プログラムは平和社会形成者に必要な知識・能力を身につけるのに連なると評価していた。(3)各校種とも改善すべき本プログラムは①補助資料、②学習内容、③サンプルの指導案の展開・発問であった。資料の精選と指導展開の重点化か必要であることが判明した。一方「主体的に取り組める内容」、「ESDの支店を意識した内容については比較的改善の指摘はみられなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 広島市における新たな平和教育プログラムの効果に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      卜部匡司・山崎茜・石井眞治
    • 雑誌名

      広島国際研究

      巻: 19 ページ: 113-121

    • 査読あり

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公開日: 2015-05-28  

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