研究課題である「ブルエ予想」が以下の場合に解けた。まず、散在型単純群コンウェー第3群に対して、ブルエ予想を完全に解決した。次に、位数8の群を不足群に持つ、すべてのブロックに対して、指標に関してのブルエ予想を解決した。これはブラウアー以来、35年ぶり前進であった。更に、散在型単純群の一つであるヤンコー第4群に対して以前の結果をより精密化させ、ブルエ予想を解いた。また散在型単純群であるホール・ヒグマン群の二重被覆群に対して、ブルエ予想を解いた。最後に、やはり散在型単純群であるコンウェー第1群に対して、ブルエ予想を解決した。これの副産物として、素数3に対する分解定数の一部を決定することができた。
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