研究課題
基盤研究(C)
ナフタレンを配位子に持つルテニウム(0)錯体は、ナフタレンの解離に伴い発生する6電子反応場が発生する。この反応場に共役化合物が4電子、置換アルケンが2電子で配位で配位することができるため、触媒が2つの基質を配位数の違いに基づいて識別し、必ず2種類の基質を選択的にカップリングすることができた。この反応は、酸化的カップリング機構と呼ばれる機構で進行していることを明らかにした。この機構により進行するカップリング反応の特徴を活かし、立体選択的な反応を開発することに成功した。
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