研究課題
基盤研究(C)
電解質膜を使用しない層流燃料電池について,燃料としてメタノールを使用した簡単なモデル実験を行い,その基本性能を明らかにした.その結果,燃料と酸化剤の区分化は必須条件であり,溶液のイオン伝導率が重要であること,高い運転温度と酸化剤濃度において発電性能が向上することがわかった.さらに,燃料よりも酸化剤の方が発電性能に及ぼす影響度が高いこと,電極の長さや電極間距離を短縮すると発電性能が向上することなどの知見が得られた.
流体工学