研究課題
基盤研究(C)
半導体の使用による高電圧パルス電源回路を開発した。マルクス回路を半導体向きに再構成し、「セル」と呼ぶ基本回路を直列接続することで発生電圧を高めることが可能である。セル内部には、エネルギーを蓄積するためのコンデンサを内蔵している。セルは磁場の中に配置され、その磁場によって非接触で電力の供給を受け動作する。この方式では、扱う直流電圧は最終的な出力電圧よりも低い値で済み、油中での絶縁を容易にすることが出来る。5セルで25kV、200kW を発生した。繰り返し周波数 1 kHz までの動作を確認した。この回路方式が浄水処理試験に使用可能であることを確認した。
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IEEE Transactions on Plasma Science
巻: vol.41, No. 10 ページ: 2701-2705
Electronics and Communications in Japan
巻: vol.96, No. 3(①の英訳) ページ: 1-8
電気学会論文誌A
巻: vol.132, No. 4 ページ: 305-311