研究課題
基盤研究(C)
脳に優位に発現しているAQP4は種間で高度に保存されている。AQP4の生理機能を構造的知見に基づいて理解するために、接着機能欠損AQP4マウスのアストロサイトをmRNA及び蛋白質レベルで網羅的に解析した。9割以上の細胞がGFAPなどのアストロサイトマーカー陽性となる培養法を確立した。これを用いてマイクロアレイ解析を実施したところ、遺伝子改変マウスでは、接着分子の増加を示すとともに、各種キナーゼの減少が多く観察された。質量分析では細胞骨格関連因子やインテグリン類が減少していた。最終年度途中でやむなく所属異動をすることになりそのプロジェクトの専従義務が生じたため、実験を中断せざるを得なかった。
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10.1016/j.jmb.2013.06.036
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http://www.cespi.nagoya-u.ac.jp/