研究課題/領域番号 |
23570256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 長浜バイオ大学 (2013) 奈良先端科学技術大学院大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
荻野 肇 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (10273856)
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連携研究者 |
越智 陽城 山形大学, 医学部教育研究支援センター, 助教 (00505787)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 発生・分化 / 進化 / ゲノム / 発現制御 / 遺伝子 |
研究概要 |
本研究では、脊椎動物の祖先種で起きたゲノム倍化により生じた重複遺伝子(パラログ)に注目して、脊椎動物の発生調節に頑健性を与える機構とその進化的起源の解明を試みた。Nr2fパラログ群については、Nr2f1とNr2f2、Nr2f5、Nr2f6の4つが眼や脳で部分的に重複して発現し、特にNr2f1とNr2f2の間では、ゲノム倍化前の祖先遺伝子に由来する3ペアのエンハンサーが未だに保存されていることを発見した。Pax2とPax5のパラログペアについては、両者の間で発現補完に働くエンハンサーの祖先型配列を、脊椎動物の祖先種に近縁なナメクジウオに同定した。
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